共同研究プロジェクト(H22.10~H27.09)

「トラスタブルネットワーク
基盤技術に関する研究」

トラスタブルネットワーク 基盤技術に関する研究

研究代表者:石田 賢治 教授

さまざまな脅威や障害が発生した場合でも安定したネットワークサービスを提供可能とし、かつ、プライバシー保護などの安全性と利便性の高さを両立可能とするネットワーク利用環境の提供を目的として、研究プロジェクトを実施しています。具体的には、ネットワーク侵入検知専用ハードウェアの開発、プログラムの論理を守る暗号化ハードウェアの開発、分散システムにおけるセキュリティ確保とプライバシー保護、非常時· 重要通信サービス技術、流出コンテンツ制御技術、高信頼MANET ルーティング技術· 高安全MANET セキュリティ技術などのテーマで研究開発を行っています。


「情報弱者のための
コミュニケーション支援技術」

情報弱者のための コミュニケーション支援技術

研究代表者:竹澤 寿幸 教授

高齢化社会に伴い、耳や目や身体動作の機能が衰える人が増えており、医師や健常者とのコミュニケーションに不都合が生じる事態が起きています。高齢者や障害者などの情報弱者が円滑にコミュニケーションを取ることができ、不自由なく日常生活が送れるように支援する技術の研究開発が必要です。情報弱者に優しい技術は健常者のコミュニケーション支援にも役立つと期待できます。

主に身体動作と音声対話を記録するために、モーションキャプチャなどのセンサを室内に配置した実験環境を構築しました。医療コミュニケーションや就職面接を題材として研究を進めています。音声、画像、情報検索、知識工学等の専門家からなる研究グループを組織し、マルチメディア情報検索のような新規研究分野の開拓も視野に入れています。


「RT を活用した運動弱者のための
自立支援システムの開発」

RT を活用した運動弱者のための 自立支援システムの開発

研究代表者:岩城 敏 教授

病気や怪我で運動機能が衰えた人の自立を支援するために、RT(ロボットテクノロジー)を活用したさまざまな支援システムの開発に取り組んでいます。具体的には、移動支援のための技術として、自立走行車椅子ロボットや、怪我人を寝かせたまま迅速· 安全に救急車を移送するためのアクティブ制御ベッドを開発しています。

また、手が不自由な人の意思表示支援技術として、頭部や眼球の運動によりPC 操作が可能なハンズフリーインタフェースや、手の運動機能回復訓練を物理的· 精神的に支援するためのシステムとして、習字訓練ロボットやリハビリ体操促進ロボット等を開発しています。


「地上ディジタル放送有効活用のための
情報通信技術に関する研究」

地上ディジタル放送有効活用のための情報通信技術に関する研究

研究代表者:西 正博 准教授

本プロジェクトは、環境メディア研究室、インターネット工学研究室、通信· 信号処理研究室の3 研究室による共同研究プロジェクトです。主として、地上ディジタル放送波を対象とした伝送品質評価や他県からのオーバリーチ特性の検討を行っており、写真に示す地上ディジタルの信号発生器や信号品質測定器を用いた伝送品質の室内実験や、実際に山口県からの地上ディジタル放送波を広島県のさまざまな環境(山頂、盆地、海岸など)に構築した観測系における24時間連続観測によって受信品質の評価を行っています。

また、地上ディジタルの周波数帯であるUHF 帯電波を用いた新たな無線システムの研究開発も行っており、WiMAX や3G、WLANの無線通信ネットワークを用いた新たなモバイルシステムや、防犯や高齢者の見守りに応用可能な地上ディジタル放送波を利用したヒト検知システムを開発しています。


「生体機能と環境のインタラクションの
解明とその応用に関する研究」

生体機能と環境のインタラクションの解明とその応用に関する研究

研究代表者:樋脇 治 教授

本プロジェクトでは、感覚や運動等の生体の諸機能の外部環境に対するインタラクションの解明を目指すとともに生体情報の読み出しや生体機能の操作・制御を行うための応用技術の開発を行います。実験と理論の両面からのアプローチにより、基礎的研究から応用的研究までをカバーした総合的な研究を推進しています。

さらに、研究成果を積極的に社会に応用し還元するために企業等と連携し、生体機能特性に基づいた機器開発等に関する研究を行っています。生体機能の解明を通して情報科学分野の境界領域や応用領域での新技術の創出を目指し、社会連携や大学間連携に資する生体情報工学関連の研究基盤の構築・強化に寄与しています。